富山西センターでは、従来の冷凍保管・配送に加え、食品卸会社の商品を店舗別に仕分けして配送する新たな業務がスタートしました。それに伴いDASシステムが導入され、運用が始まっています。センター長兼所長として現場を率いる竹下センター長、そして初めての転勤に挑んだ根石さん。新しい環境で、新しい仕事に挑むふたりをご紹介します。

富山西センター

輸送も倉庫も見る

春日井営業所から小矢部営業所を経て、富山西センターへ配属となった竹下さんは、センター長と所長を兼任しながら、冷蔵庫の管理業務、運行管理、整備管理、勤怠管理など、幅広い業務を担っています。
中でも苦労しているのが、アイスメーカーの取扱拡大による物量変動への対応です。

竹下さん:「出荷数が極端に多い日と少ない日の波が大きいんです。最大輸送能力は維持しないといけない。でも、物量が半分や3分の1になった時に、どうやってドライバーの仕事を作るか。そこは今も試行錯誤しています」

特に金曜日には複数社の配送依頼が集中するため、閑散期でも最大規模の輸送体制を維持する必要があります。共配を成立させるためには、輸送全体を見据えた調整が欠かせません。一方で、輸送と倉庫の両方を見られる立場だからこその強みもあります。

竹下さん:「現場全体をみながら、輸送のため、倉庫のため、両方を考えて采配できるので、業務効率化につながっています」

富山西センター 竹下センター長 兼 所長

新たな取り組み 仕分け業務とDASシステム

富山西センターでは、従来の冷凍保管・配送に加え、食品卸会社の商品を店舗別に仕分けして配送する新たな業務がスタートしました。

取扱アイテム数は約2万点。その中から毎日平均180アイテムを、約80店舗向けに仕分けしています。

21時頃に商品が納品され、そこからシール貼りや仕分け作業を実施。深夜には配送トラックが商品を引き取りに来る流れです。さらに、冷凍で預かった商品を冷蔵で出荷するため、「消費期限」の管理も必要になります。

従来の冷凍保管・配送に加え、食品卸商品の店舗別仕分け・配送する新たな業務がスタートしました。約2万アイテムのうち毎日約180アイテムを80店舗向けに仕分けし、21時頃に納品された商品にシール貼りや仕分け作業を実施。深夜には配送トラックが商品を引き取りに来る流れです。

竹下さん:「納品時は冷凍状態のため消費期限シールが付いていません。出荷伝票をもとにシールを作成し、貼り付ける作業も含めて対応しています。さらに、冷凍で預かった商品を冷蔵で出荷するため、「消費期限」の管理も必要になります。」

この新業務の立ち上げで鍵となったのが、DASシステムでした。
商品によってはJANコードが無かったり、システム上の名称と実際の商品名が異なったりすることもあり、現場では試行錯誤の連続でした。

竹下さん:「エラーが出るたびに、どの工程で問題が起きているのかを追いかけて修正していきました。今でも改善の日々ですが、この状態になるまで、本当に手探りでした。」

この経験をアイスにも活かしたい

竹下さん:「アイスは混載が多いので、DASのような仕組みを使えば、ライン作業のように効率化できる可能性があると思っています。現在は紙を見ながら作業しているため、出荷ミスや数え間違いが発生することもあるので、どうやってアイス物流に使えるかを考えています。」

水滴をふき取ってから消費期限シールを貼付
物量が多い店舗向けのカゴ車を手前に配置

新しい環境、学ぶ毎日

春日井センターから富山西センターへ転属した根石さん。新卒入社15年目にして、初めての転勤でした。

根石さん:「加藤センター長から、“こういうチャンスはないから頑張ってほしい”と言われて。転勤も経験したことがなかったので、挑戦してみたいと思いました」

富山西センターでは、これまで経験してこなかった業務ばかりです。
自動冷凍倉庫やDASシステム、そしてバラ仕分け作業など、新しく学ぶことの連続です。

根石さん:「自動倉庫は、自分たちで取りに行かなくてもいいですし、出庫数も表示されるので、紙を見なくてもいい。システム化されている部分は、業務的にかなり助かっています。覚えることは多くて大変ですけど、新しいことを学ぶのは楽しいので、転勤してよかったと思っています」

富山西センター 根石さん
「アイスは段ボールの中身が見えないんですが、今は商品が見えるので、とにかくお腹が空いてきます(笑)」
「根石さんは現場が強いので本当に助かっています。前向きに頑張る姿勢は、他のスタッフにも良い影響を与えてくれていると思います」

富山西センターでは、今後さらに仕分け業務の拡大が見込まれています。
新しいシステム、新しい業務、新しい役割―――。
一歩ずつ着実に業務と向き合う二人の姿が、これからのセンターづくりを支えています。